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良いピアノを選ぶ為のブログをよく見かけますが、アドバイスをしているのが楽器屋と技術者、自らの主観で書いている物が大半です。楽器屋として残念なのですが、我々のアドバイスには限界があり、もし選定してもらう場合、楽器の演奏者に選んでもらう事が重要です
ピアノの場合、演奏活動をして色々なピアノを演奏する機会を持つ先生が最適だと思います。ピアノに関しては同じブランドの物でも違いますし、メーカーも技術者の変遷により、製品の性能が一定化させる事が出来ないのも現実です。

ピアノを選ぶ場合、ここは確かめて欲しい心臓部です。

響板

ピアノの心臓部にあたります。響板が割れていないか、波をうっていないか、これは目で見て確かめられます。この響板はスプルース(松科)の木で、ヨーロッパのスプルースはアルプスのある地域に生息している物をピアノやヴァイオリン、ギター等にも使用します。
国内のメーカーが使用するスプルースはアラスカ産の木材でヨーロッパの物に比べると堅い為、耐用年数はかなり短いです。
新しいピアノの場合、ドイツの響板メーカー、ストルンツ社(STRUNZ)の製品が使われていれば、安心感のある響板で、国産の5倍の耐久性もあります。



ハンマー
弦を叩く部分です。フェルトが摩耗していたり、くっきりと筋が入っているとかなり使われていると思って下さい。
名器のスタインウエイ、ベーゼンドルファー、ファッチオリと云うメーカーも使用しているアーベル社かレンナー社製のハンマーも高級品です

アクション
鍵盤の動きをハンマーに伝えるまでのメカニック部分です。これもレンナー社が大変有名ですが、この部分に関しては目では確かめられません。演奏家でなければ分かりにくい感触が有ります。

以上が大事なポイントです。ピアノの外枠だけで見ると、例えば30年使った物でも朽ちている事は有りません。鍵盤も強く弾くとそれなりに音が出ます。
しかし、ピアニッシモで弾いた時に音が如何に伸びるかがそのピアノの性能です。その事も注意してピアニストのアドバイスを受けながら選ぶ様にしてください。

ストルンツ社響板

アーベル社ハンマー

レンナー社アクション


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